脳の使い方を指南「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本

本の紹介

茂木健一郎と羽生善治によるこの本『「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本: 物忘れしない脳の作り方

つい最近、こちらの本を知りましたが、昨年12月に刊行され重版出来で、版を重ねています。売れているのですね。

おふたりの講演会でのお話も収録されているこの本は、タイトルから「認知症予防」の本と思いがちですが、「脳」の性質や効果的な使い方についてふれています。

Amazonの内容紹介

我々はどうして思い出せないのか。誰でも経験のある「ほら、あれだよ、あれ」-―完全に忘れたわけではなく、頭の中には「あれ」の像まで浮かんでいるのに名前が出てこない。また、2人で話している途中にでてくる「ほら、あれ」もやっかいだ。お互いに頭の中では何について話しているのかちゃんとわかっているのに名前が出てこないのである。それはなぜ起こるのか。どうすれば「ほら、あれ」がなくなるのか。2人の天才がその謎を解き明かした!

ワタクシ的には羽生さんが語られていた「目標設定期間を短く」というお話に共感。
何十年後、数年後にこうなるという目標設定より、短期間の設定をして実現させる方がよい。

短いスパンで目標を達成できると、モチベーション(ドーパミン分泌)があがり、それを何度も経験する方が「脳」にとっての栄養になるのではと。

認知症予防や脳トレ的な内容を期待すると、ちょっとはずれるかもしれませんが、読み物としてオモシロイです。そして脳の使い方についても実践的。タイトルも秀逸ですね。

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