オメガ3を簡単に摂取! チアシードウォーターを作ってみた

2016年1月22日食べもの

ブラジルのお土産でいただいたチアシード(Chia seed)。
今、チアシードが健康と美容によいとブームになっています。

チアシードとはシソ科の植物「チア」の種。
古代マヤ・アステカ時代から食べられ、別名を「ミラクルシード」。
チアの種には人間が生きていくための栄養素がたっぷりと入っているから。

チアシードには、たんぱく質、ミネラル(カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛など)、ビタミンB、食物繊維、αリノレン酸などを豊富に含んでいます。

とくに、食物繊維は玄米の約8倍!
大さじ1杯のチアシード=レタス300g分
だそう。なにげにあの黒いツブツブは見た目とはウラハラに栄養を内包しているのですね(^o^)

そしてちょっと意外でしたが、現代人に不足しがちで、体内で作られない必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)も。
ひところ、青魚を食べることでオメガ3が摂取できるとブームになりましたよね。
チアシードのオメガ3含有量はフラックスシードやエゴマよりも多いといわれています。これまたすごい!

このオメガ3は、体内に入るとDHA・EPAと呼ばれる成分に変換され、コレステロールや中性脂肪の抑制をはじろ、動脈硬化・心筋梗塞・高血圧の予防、さらには抗うつにまで働くといいます。

さて、クセはほとんどなく、ゴマのようなプチプチとした食感のチアシードですが、どうやって摂取しようかしら?と思っていました。サラダに入れるのも、ヨーグルトに混ぜるのもアリ。
そんな折、タレントのローラさんがテレビでチアシードウォーターを紹介されていたのを見たもので。

これだ!と作ってみたのが、いろはす(炭酸)にチアシードを投入したもの(写真)。

チアシードは水に浸けてしばらく置くと、なんと驚くことに、カエルの卵ゼリー状になります。
これはグルコマンナンの働きがそうさせる。
で、肝心のチアシード水はというと、種がプルプルして、飲むと楽しい気分になります。

初めて試したのは炭酸水でしたが、今ではミネラルウォーター+チアシード大さじ1杯、甘味が欲しい時は液体のステビアを2、3滴落とします。

チアシードウォーターをつくる時、注意したいのは水の温度。
オメガ3は加熱に弱く、酸化しやすい脂肪酸なので、いくら熱くても38℃まで。
それ以上だと酵素が働かなくなってしまうからです。

わずかスプーン1杯でカラダに嬉しい働きをしてれるチアシード。
上手に利用したいものですね。