かき氷の「かき」って!?

2017年7月24日食べもの

かき氷やアイスクリームが活躍する季節です。口に入れるた瞬間にアタマ痛ッ!ではなく、暑さを忘れるあの冷たさ。これが永遠に続いてほしい…と願いつつ、ウットリしながら口に運びます。

写真は、マンゴーシロップをかけ、アイスクリームをのせた、かき氷。

大変美味しゅうございました(≧∇≦)b。

さて、このかき氷の「かき」の由来をご存じでしょうか。

「かき」を漢字で書くと「欠」。これは氷の欠けた部分のこと。

冷蔵庫のない時代、当然ですが氷を作る技術がないので、冬場にできた氷を溶けないように保管していた場所が「氷室」でした。この時代、氷は貴重なもの。かき氷が楽しめるのは、貴族など一部の人たちだけだったようです。

当時のかき氷は氷室で保管されていた氷の欠けた部分を削って作っていたといいます。

よって、欠氷。

しかし「欠」だと、商品を売る際、「難あり」みたいに受け取られる可能性があるからでしょう、この「欠」を「かき」と平仮名にして、かき氷となったわけです。

今夏もかき氷にアイスクリームに冷たく甘いものに癒やされることでしょう。

関連エントリー
女子がこぞって飲みたがる「甘酒」。その人気の秘密とは?
吉備津神社近くで雑穀のキビを味わえるキビ団子
チョコレートを食べるとアタマに血がのぼる!
Turkish delight! トルコの伝統菓子「ロクム」
イタリアの不思議な食感のキャンディ「レオーネ パスティグリ」