カゼ予防にキンカンとアボカドのサラダ。残った種は?

2016年3月19日食べもの

キンカンが八百屋さんの軒先に並び始めました。
のどの痛みにきくといわれるキンカンは甘露煮にすることが多いようですが、宮崎生まれのブランド金柑「たまたま」が広く出回るようになってからは、ナマのまま丸かじりすることが増えました。

たまたまは、実が大きく、糖度が高く、キンカン独特のイガイガ感も薄く食べやすい。たまたまの登場で、キンカンのイメージが大きく変わった人も多いはず。

ビバ、たまたま!

ところでキンカンて、ずっと柑橘類だと思っていたのですが、実は「金柑属」。あの独特の食感の皮にはビタミンCが大変豊富で、風邪の予防や美肌などにも。

この季節、ずいぶん暖かくなりましたが、うっかりするとカゼをひきやすい時期でもあるので、ビタミンCの摂取は積極的になさってください。
先日もいつもお世話になっているマッサージの先生がインフルエンザにかかり、1週間も休むという異例の事態に。

「絶対、自分はインフルなんてかからない」と思っていたそうですが、彼女から感染し、関節は痛むわ、食欲もなくなるわ、痛みで夜も眠れないわで、1週間で4kgも痩せたそう。

そこで、風邪対策でこんなキンカンを使ったメニューはいかがでしょう。
たまたまのような甘いキンカンが手に入ったら、アボカドとあえてサラダに(写真)。

作り方は超カンタンで、
キンカンを輪切りに、アボカドは好みの切り方でカットし、オリーブオイルと塩で味つけるだけ。
お好みでクミンを振りかけるのもよし。

これだけ(^o^)

ところで、キンカンもアボカドも種がありますね。
たいてい捨ててしまいますが、実はどちらも種は二次使用可能。

キンカンの種は柚子の種同様、保湿成分であるペクチンを含み、アルコールにつけておくと化粧水ができます。
詳しくは、柚子の種で作る化粧水を参考にされてください。
(メーカーの方は化粧水の新製品企画にいかがでしょう?)

そしてアボカドの種は煮出し、お茶として。長く煮だすとピンク色に染まり、なかなかカワイイのです。
お味は・・・健康によいと思えば「良薬口に苦し」なのですが、ビミョーという声が多いですね。