「なぜか仕事がはかどる」的なカフェについて

2015年10月1日ライフスタイル

このサイトをスタートさせて1ヶ月が過ぎました。
思えば、この原稿は最近カフェで書くことが多いです。
ここ1週間の記事では、4本が外書き。←この言葉、初めて使ったww

外書き(しつこい^^; 外打ちだろーというツッコム声も聞こえてくるし!)してると、はかどるのですよ。
昨日の記事でも書きましたが、カフェの机には、それこそ何も置いていない究極のミニマムな体をなした空間。

お客さんはいるけど、視界をじゃまする余計なものではないので(むしろ、カフェという空間を演出する小道具なのではないかと思うことがある。とくにうっとりするような美男美女が居合わせた場合)視界にストレスなし。

自分がしょっちゅう利用している空間てこともあり、なぜカフェでの仕事がはかどるのか調べてみました。

ちなみに上の写真は、カンボジアの首都プノンペンはBKK(バン・コン・ケーン)地区にあるカフェにて(2014年)。
午前中に訪れたのですが、学生さんとおぼしきカンボジア人と外国人がそれぞれ7対3の割合で、彼らはたいていPC持ちで、たいへんにぎわっていました。

日本のチェーンコーヒー店とあまり変わらない価格設定にもかかわらず(月給はだいたい10000~15000円と聞いた)カンボジア人の多さが意外でした。
フランスの文化が根付いている土地だから「カフェ」に集う慣習があるのかしら?と思ったり。
もしかしたら、こういった場所は富裕層の集まる場所なのかもしれません。←あくまで心証ですが。

■見られてる?という意識が仕事をはかどらせる

話を戻して、なぜカフェにいると仕事がはかどるか、という話です。

◯同じ作業をする仲間がいる
同じ作業とは、パソコンで仕事をするってこと。
何を書いているのか、勉強すているのかは人それぞれですが、何かに取り組んでいる姿に刺激を受けるのが人間の習性。相手に自分を投影しているのかもしれません。

◯無意識に見張っている、見張られている
同じ空間で、自分と同じようにパソコンに何かを打ち込んでいる人はまったく知らない人。
けれど、心理学的に、実は無意識に見張っている、見張られているのです。
これは心理学でいう「観客効果」。
カフェで居合わせたのは知らない人だけど「誰かから見られている」と感じたら、観客効果が働き、モチベーションや能率がアップすることに。

あと、モノマネ細胞といわれる「ミラーニューロン」も関係してくるのかも?
ミラーニューロンとは目の前にいる人の感情を感じとる細胞で、人の言動を脳内でシュミレートする特徴があるといわれてます。

目の前にいる人が集中してとりくんでいる姿を見ると、自然にモノマネしちゃおう!ってなり、それが身体に反映されるのかも。

◯カフェのざわめき
カップとソーサーが軽くぶつかる音。パソコンを起動させる時の音。ランチにやってきたカップルのおしゃべり。
じゃまにならない音量のBGMを流しているところもあるし、カフェはざわめとともにあります。
このざわめき(じゃまにならない雑音)は脳の覚醒にも関係していることがわかっています。

効果を知ってカフェで仕事をすると、さらに仕事がはかどる!?

さて、斎藤孝先生がご著書の『15分あれば喫茶店に入りなさい。』」でお書きになっていますが、待ち合わせの30分前に仕事を兼ねて待ち合わせの喫茶店に入ことがあるそうです。
こうすることで、すきま時間に仕事ができるし、遅刻もしないという2つのメリットが生まれます。

遅刻を防止し(=信頼が得られる)、自分の学習場所や仕事場にもなるカフェ。
今も私の周りにはお客さん(ざっと見渡したところスマホチェック2人、ノートに書き込んでいる人2人、読書2人、寝ている1 人)がいます。

この記事を書いている私も誰から見られているのかしら?
だとしたら、前述の観客効果も手伝い、ここまで書けたってことでしょうか。

というわけで、猛暑日が続きますが、みなさま、よき週末を!