今年もザワつかせてくれる広島県の第3弾観光ガイドブック

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ここのところ、配布アウトが続いている、広島県の観光ガイドブック。
先日、第3弾がリリースされました。
今年は「カンパイ!広島県 広島秘境ツアーズ」というタイトルで、表紙は俳優の斎藤工。

これまで表紙にはPerfume、奥田民生と広島出身者が続いていたので、今年は綾瀬はるか?吉川晃司?などと思っていたら、俳優にして若い頃から旅を続けている斎藤工の起用とは、期待をキモチよく裏切ってくれるぜ!広島県。

このガイドブックのクリエイティヴとプロデュースはKOO–KIさん、編集長は伊藤総研さん。
どちらも福岡本拠の方々で、第1弾から手がけておられる。

この観光ガイドブックの魅力は、地元の人が見過ごしてしまいそうなところを発見して、面白がって作っているのがコンテンツから伝わってくること。
これは普段、福岡で暮らすクリエイターの方たちだからこそ、持てる視点なのかもしれない。

しかし、行政の刊行物は地元の広告代理店が手がけるものだと思っていた、地元の広告関係者はさぞかしクヤシイ思いをしているにちがいない。

こんなに規模がデカくて、おおっっ!と思わせるカッコいいクリエイティヴを他県のクリエイターにお金が流れていっているんだものが担当しているんだもの。

「ならば、ワシらも負けちゃおられん!」

という、刺激剤になるのではないか。

もっと、ぶっちゃけてエエんじゃないかね?
街を面白くするのが広告の役割なんだからさ。

などと、時折、広島の街を歩く私は思うのである。

この観光ガイドブックには、広島で撮影した斎藤工のグラビアページも設けられているのですが、その写真がまー、ため息がでるほどどれも素敵。
物思いにふけってしまいそうな瀬戸内特有の曇空の下で撮影された、ちょっと無愛想な海辺の町と斎藤工がシナジー効果を生み出しています。

今まで世間で言われるほど感じていなかったけれど、斎藤工ってカッコいい人ですねー。放浪の旅を重ねてきた人がただよわせる空気のようなものもまとっていらっしゃるような気がする。

ガイドブックと同じグラビアが掲載されている特設サイトをご覧になってください(^o^) 動画も素敵すぎ。こちら

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