ついに全国で民泊が解禁！年180日まで、届け出制で

2017年6月11日ライフスタイル

これまでグレーゾーンな印象だった民泊ですが、ついに解禁！

「民泊」のルールを定める住宅宿泊事業法（民泊新法）が、6月9日の参院本会議で与党と民進党などの賛成多数で可決、成立しました。
政府は2018年1月の施行を目指します。

（前略）新法は、民泊を営む家主に、都道府県や政令市などへの届け出や苦情への対応、民泊物件と分かる標識の掲示などを義務付ける。年間営業日数の上限は180泊とするが、生活環境の悪化防止が目的ならば、都道府県などが条例で区域を定めて営業日数を制限できる。　

時事通信 6/9(金) 10:46配信より引用

近年、エアビーアンドビーなどの仲介プラットフォームが登場し、「待ってました」とばかりに旅行者のニーズをつかみ、普及していった民泊。

観光スポットに近いホテルに宿泊したくても、満室で予約がとれない人たちには朗報です。
自分の体験でいえば、2ヶ月前でも浅草では希望するホテルは満室で、他のホテルの予約は出来なく、どうにか別のホテルを（おそらくキャンセルが出て）アゴダでおさえることができました。

ゴミ出しなどの問題もあり、近隣方から苦情も出ているケースもあるようですが、街のルールを守ってもらうことも、部屋を貸し出す側の仕事ですね。

また、民泊のプラットフォームに登録した側も当日、ゲストがスムーズに宿泊できるよう、配慮してほしいものです。

どの国のどの地域であるかは書きませんが、外国人カップルが民泊サイトで予約したものの、現地について部屋のオーナーにいくら電話をかけても応答がなく、困っていた…ところに遭遇したことがあります。

解禁になったら、街のあちこちでスーツケースを引っ張って歩く外国人が増えるのでしょね。とくに東京や京都のような観光地では今以上に。