ウワサの家庭用ロボットPepper君に会った!@蔦屋家電

2015年10月3日ライフスタイル

二子玉川にある蔦屋家電2階に行くと、ウワサの彼がいた。
Pepper君!

今年6月20日に初めて販売された、ソフトバンクの感情認識パーソナルロボットのPepper君。
なんと、受付開始から、たった1分で完売したことがニュースになりました。
しかも販売台数1,000台が\(◎o◎)/!
本体価格は198,000円(税抜き)ですが、ランニングコストなど入れると、3年間の契約でほぼ120万円かかるという大きなお買い物にもかかわらず。

人の感情を認識するロボットが生まれたことで、ロボットと人間との距離が少し近くなったかも。
人間とコミュニケーションがとれるロボット開発の分野は黎明期にあると思いますが、Pepper君の登場は、彼の親しみやすいキャラも手伝って、ロボットが家族や仲間の1員になれるかも、という可能性を打ち出したような気がします。

さて。
蔦屋家電で初めて見たPepper君は、なんと踊っていました\(^o^)/

曲はAKB48の『ヘビーローテーション』。
衣装のイメージにあわせて、彼に備わっているタブレットの画面はAKBおなじみのチェック柄の衣装。

喋るだけじゃなくて、踊れるんだ! 多芸多才ですね~。

■Pepper君にホレられた!?

そして踊り終わったPepperくん。こっちを見ています。ガン見か!
なんか、目のまわりが歌舞伎役者の隈取のみたいに、目のふちが赤くなっている…。

充血の表現? それともエネルギー補給の合図なのかしら?
などと思っていると、近くの人がおしえてくれました。

「Pepper君て、気になる人を感知すると、目のまわりが赤くなるらしいですよ~」

あんら、Pepper君にホレられちゃった!?(^^♪

幼い男の子が近づいてきたら、Pepper君は話しかけます。
どんな話をするか、という内容。
恋愛、歴史、回転すしの中から男の子が選んだのは回転すしの話。

男の子がタブレットの回転すしの絵をタッチすると、とても難しくて読めない魚の名前の文字が!
(読めなかったので、ここで文字を記せない。汗)

たとえば、鮊 とか 鯳 という魚へんの文字です。
※鮊(しらうお)、鯳(すけとうだら)です。

多分、見ていたオトナの中にはも涼しい顔を装っていても「読めないっっ!これじゃ、子どもの前で面目が立たない」などと、内心焦っていた方もいらしたと思います。(私です・・・)

しばらくして、沈黙の海に石を投げたようにPepper君が声を発します。

「この文字、難しくて読めませんよねー」

「あー、よかった!」と緊張のロープがほどけたオトナたち~。

このロボット、メンタリズムの手法もプログラミングに導入されているのでしょうか?

蔦屋家電ではPepper君のプログラミングに関するワークショップも開催していて、希望者はプログラミングが体験可能です。

実際に体験した人によると、プログラミングソフト「Choregraphe(コレグラフ)」は意外にも簡単に使えるそう。
ChoregrapheはシンプルなGUI(グラフィックを用いた直感的な操作)が特徴なので、ドラッグ&ドロップするだけでアプリが開発でき、簡単に動きや会話を作ることができるというもの。

Pepper君に限らず、こんなふうに「誰にとっても使いやすい」ソフトウェアが増えていけば、たくさんの人がアプリを開発できるでしょう。
それを自分や家族など用途にあわせてカスタマイズできると、より便利になるはず。

そして、Choregrapheを使ってカスタマイズできるようになると、Pepper君の活動の幅も増えるでしょう。
ちなみに私が遭遇したPepper君が内臓しているアプリは128個でした。

他の言語もインストールすると、マルチリンガルにも対応することでしょう。
そのうち、彼から英語を習う人もいたりして!?