イタリア・トスカーナ地方の水彩画が2016年のカレンダーに

2016年2月19日ライフスタイル

イタリア・トスカーナ地方を描いた水彩画がカレンダーになりました。

imageカレンダー3_R

繊細なタッチの水彩画を制作された作家は鈴木新(すずきあらた)さん。記事はこちら

イタリア観光でも人気の高い地域が、トスカーナ地方。
花の都フィレンツェやシエナ、ピサをはじめ、なだらかな丘陵地帯が続く田園風景に点在する小さな町のほとんどは、中世に建設されたものばかり。

美の宝庫のような町並み、そして美しさに息をのんでしまうほどの自然の姿。
トスカーナの風景に心を締め付けられ、ふたたび彼の地を訪れる人も少なくありません。

また、トスカーナといえば「食事とワイン」を支持する人も多く、イタリア料理店で出されるパッパルデッレ(幅広いリボン状の手打ちパスタ。トスカーナではイノシシや野うさぎを煮込んだのソースでいただく)もトスカーナの名物。あと、トリッパ(辛めのトマトソースのモツ煮込み)も。

クオリティの高いワインを生産する地でもあり、有名どころはChianti(キャンティ)。
なかでも黒鶏がトレードマークのChianti Classico(キャンティ・クラシコ)は、特定の畑で生産されたものにのみ使用が許可されています。

自然、街角、美術、食…訪れた人の心をゆさぶり、シアワセにするエッセンスがいっぱいつまったトスカーナ。

水彩画家の鈴木さんが描いたトスカーナ地方の町の1つが、ロベルト・ベニーニ監督の映画『ライフ・イズ・ビューティフル』のロケ地にも使われたアレッツォ。
鈴木さんがこの地で出合ったのはこんな光景でした。

アレッツォ
(写真 小根山薫)

これが鈴木さんの手にかかると

imageアレッツォ_R

あわあわとしたはかない配色、精緻でやわらかな線がヨーロッパの趣を伝えます。
ちなみにこのアレッツォは「UNO A ERRE(ウノアエレ)」に代表される金銀細工の伝統産業の町として、国際的にも高い評価を得ています。

個人的にヨーロッパの街角と水彩画って、とても相性がよいと思ってます。
写真とは別のその場の「気配」が線に色にあらわれ、描かれている風景を肉眼で見たことがなくても、その場に佇んでいるムードにさせてくれる・・・そんな不思議なチカラが水彩画にはあるように思うのです。

鈴木新の水彩画2016年版カレンダー1部1,080円(消費税込、サイズB5)+送料(クリックポスト160円)
ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。

月替りで、次のトスカーナの風景が楽しめます。

鈴木さんカレンダーダイジェスト_R1

 

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