夜更かしするまでDVDを見てしまう。その理由とは?

2016年2月19日ライフスタイル

ついついやってしまう夜更かし。
最近はさすがにやりませんが、一時期は韓流ドラマにハマってしまい、連日午前3~4時に就寝していました。

チャン・グンソクが才能ある指揮者を演じる『ベートーベン・ウイルス』
パク・ユチョンとハン・ジミンのカップルにドキドキしてしまった『屋根部屋の皇太子』などなど。
※上の写真は『屋根部屋の皇太子』のロケ地だった水原華城にて。

当時は夜0時をまわった頃からDVDをセットし、2、3作品を見て、鳥のさえずりが聞こえはじめる頃にお布団に入るというライフスタイルを送っていました。
平均睡眠時間は4、5時間。
成長ホルモンが出る睡眠の黄金時間など、全く気にしていませんでした。

ふりかえると、この時期の私は妖怪「ネブソク」。
意志力をつかさどる前頭葉は起床してからの2時間でピークを迎えるといいますが、そのゴールデンタイムである午前中もボーッとしてしまい、仕事に身が入らないので朝食がわりのパンを食べながら、ネットでニュースチェック。

そして適当な時間にランチタイム。
昼食をとった後からようやくアタマがまわりはじめ、妖怪「ネブソク」はこから本格的な行動を開始するワケです。

この頃、意志力や判断力がサエて発揮できる朝の重要性など、全く知らずにいて、今、思えば時間の浪費もはなはだしい。

とはいえ、取り戻すことはできないので、要精進ということで。

■なぜ、夜更かしをしてしまうのか?

さて、私は韓国ドラマが人を飽きさせないように作られているから、そしてグンソクやユチョンがステキすぎるから、ついつい見てしまうんだ、と思っていました。
つまり、原因は韓国ドラマのクオリテイが高いことと俳優の魅力にあると思っていたわけです。

しかし、最近、脳科学を研究者に当時のことをこう指摘されました。

「その頃、仕事や生活に達成感を感じることがあまりなかったんじゃない?」

おお、、、\(◎o◎)/!

(-_-;)図星!

その通りなんです。

韓国ドラマに夢中になった頃、当時、仕事環境が変わり、ということは新しくスタートする人間関係もあり(詳細は省きますが)いい意味でもよくない意味でもストレスを抱えていたわけです。
こういう時、よくない意味でのストレスが生活全般の意義を飲み込んでしまうことが大きいわけです。

(ひえー! ネガティヴなパワーって、すさまじい)

仕事を終わらせる時間には達成感(それは心地よい疲労感だったりもする)を感じてもよいのに、1日のはじまりか遅いせいなのか、人間関係の悶々のせいなのか、達成感を感じることはほとんどありませんでした。

さて、そのことと夜中の韓国ドラマがどうつながるか。

そのことについて前述の脳の仕組みを研究している彼が「仕組み」をおしえてくれました。

「日中の行動に充実感や達成感が感じられなかったから、脳は韓国ドラマを見て『達成感』を得ようとしたんだよ」
「ついでにいえば、その頃、太ったんじゃない!?」

ああ~!お前はオレか?と言わんばかりに、本当にその通りでございます。
自分の好きな作品を見ることは無意識に充実感や達成感をゲットする行為だったとわけです。ある意味、無意識の機能ってすごい。意識をしなくても達成感を感じられる「調整」をしてくれるから。これを違うことに使えると。。。

そして「太ったんじゃない!?」も事実。
これは脂肪燃焼に手を貸してくれる成長ホルモンが分泌される時間帯に寝ていないから。
※成長ホルモンは睡眠中に分泌される。

夜更かしが怖いのは、寝不足から朝の意志力が冴えてる時間帯をムダにしてしまう。
ということもありますが、先日の記事にも書いたブルーライトをばんばん浴びてしまうし、メラトニンが不足なので、生体時計が狂い、地球時間とズレてしまうから慢性的な時差ボケになってしまう。これが生活リズムの悪循環をよびこんでしまうんですね。
そして、日中にてきぱき動けない(アタマが働かない)から、行動にミスが生じてしまう確率大。

このデメリットを知ってからは夜更かしなんて怖くてできません。
みなさんも夜更かしにはどうぞお気をつけください。