血液1滴で乳がんなど13種類のがんを早期発見!

ニュースと考察

たった1滴の血液で、13種のがんを早期発見できる!
そんな画期的な検査方法が開発され、今月から臨床研究がスタートします。

国立がん研究センターの研究倫理審査委員会は早ければ3年以内に国に事業化の申請を行うことになりそう。

(前略)一度に複数の種類のがんを早期発見できる検査法はこれまでなく、人間ドックなどに導入されれば、がんによる死亡を減らせる可能性がある。

検査法では、細胞から血液中に分泌される、遺伝子の働きを調節する微小物質「マイクロRNA」を活用する。がん細胞と正常な細胞ではマイクロRNAの種類が異なり、一定期間分解されない。

同センターや検査技術を持つ東レなどは、がん患者ら約4万人の保存血液から、乳房や肺、胃、大腸、食道、肝臓、膵臓(すいぞう)など13種類のがんで、それぞれ固有のマイクロRNAを特定した。血液1滴で、がんの「病期(ステージ)」が比較的早い「1期」を含め、すべてのがんで95%以上の確率で診断できた。乳がんは97%だった。

読売新聞7/24(月) 6:07配信より引用

ついに血液1滴で検査できる時代に…。
待ち望んでいる人は多くいらっしゃるはず。
この検査方法の申請が通った後は誰もが受診しやすいよう、保険適用になることを願っています。

関連エントリー
浄土真宗の僧侶が医療・介護の現場で「心のケア」を担当
世田谷区の「認知症おうちカフェ キラリ会」へ。 足こぎ車イス体験も
認知症おうちカフェ キラリ会2 「同じ釜の飯を食う」オナカマ効果
認知症カフェをマクドナルドで開催。埼玉県飯能市
これから全国で「認知症カフェ」の設置と活用が増えそう
認知症ケアに役立つ福祉用具とシステム機器の展示会へ行ってきました