介護・障害の一括サービス!2018年度実施を目指す法案

ニュースと考察

介護保険と障害福祉の一括サービスが創設される!?
厚生労働省の発表によると、高齢の障害者が一括してサービスを受けられるようにするため、2018年度の実施を目指し、近く通常国会に関連法案を提出するそうです。

(前略)介護・障害の両制度は、サービスを提供するのに、それぞれ指定を受ける必要がある。このため、65歳以上の高齢の障害者が、障害福祉事業所で介護サービスを受けられないなどの課題が指摘されている。そこで同省は、通所や訪問など、いずれの制度にもあるサービスについて、事業者が両方の指定を受けやすくするよう制度を見直す。

 同省は、高齢者や障害者、児童といった福祉分野に関し、地域住民とも協力して包括的にサービスを展開する「地域共生社会」を目指している。高齢化がさらに進む中、地域内の限られた施設や人材の有効活用を促す。

 実施には介護保険法や障害者総合支援法などの改正が必要で、関連法案を一括し、「地域包括ケアシステム構築推進法案」として提出する方針だ。

 同法案には、介護サービス利用時の自己負担について、特に所得の高い人は、現在の2割から3割に引き上げることも盛り込む。対象は、単身の場合で年収約340万円以上、夫婦世帯は約460万円以上。当初は単身で383万円以上を想定していたが、見直した。負担増になるのは利用者の3%に当たる12万人で、18年8月実施を目指す。

 一方、40~64歳の介護保険料について、年収の高い会社員らの負担が増える「総報酬割り」の導入も盛り込む。17年8月分からの適用を想定している。【山田泰蔵、阿部亮介】

毎日新聞2017年1月15日 07時30分(最終更新 1月15日 08時34分)より引用

各自治体には「地域包括ケアセンター」を擁していますが、この法案を通ると、地域包括が大きな役割を果たすことになるのでしょうか。
今後、介護と障害福祉の一括サービスに対応する専門職員の充実なども図られるだろうし、地域差のない一括サービスの実施を推進することも、今後、大きな課題となるでしょう。

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