春日井市でも無人タクシーの実証実験

ニュースと考察

今年2月、神奈川県藤沢市で日本初の自動運転カーの実証実験が行われたのは記憶に新しいところ。
今月、愛知県春日井市のニュータウンでも、無人タクシーの実証実験が行われました。

     春日井市の高蔵寺ニュータウン(NT)で5日、県など産学官が連携して進めている車の自動走行実証実験があった。大村秀章知事と伊藤太・春日井市長が実験車両に試乗し、高森台5丁目の高齢者福祉施設から、NT中心部の商業施設「サンマルシェ」までの片道3・9キロのコースで「無人タクシー」を体験した。

 県は今年度、15市町で自動走行の実証実験を予定しており、このうち春日井市は実際に人を乗せてモニター調査をする4市町の一つ。高齢化の進むNTでは、住民の移動手段が将来的な課題で、無人タクシーが実用化されれば、有力な手段として期待される。応募した計30人の市民が5、6日に乗車し、アンケートに協力する。(後略)

 大村知事は「信号での停止、車線変更がスムーズで、自動走行は進化していると感じた。無人タクシーの実用化が、もうそこまで来ていることを多くの皆さんに体験してほしい」と話した。

2016年10月6日03時00分 朝日新聞デシタル より引用

海外でも自動運転カーの実証実験が行われているし、日本でも実証実験をする自治体が増え、自動運転カーの導入は「未来の夢」ではなくなりました。

将来は介護施設を利用する方の送迎や過疎地の「足」としても期待できます。

実用化が楽しみですね。その時、世の中はどんなふうに変わっていくのだろう。

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