セブンカフェのコーヒーくずを再利用した消臭除菌剤

ニュースと考察

セブン‐イレブン・ジャパンでは店内でコーヒーを販売(セブンカフェ)しています。
コーヒーを作る時に発生するかすを再利用した消臭除菌剤(非売品)が、日本国内全店舗(1万9453店舗)に6月8日から清掃用として、導入されるそうです。

(前略)これまで廃棄処分していた、コーヒー豆をひくと出る“かす”をリサイクル。回収したかすからコーヒー酸やキナ酸などの消臭成分を抽出し、消臭除菌剤に作り変える。消臭剤メーカーの無臭元工業、リテールシステムサービスが開発に協力した。

 セブン-イレブンは「今後も、社会や環境などあらゆるステークホルダーに配慮し、持続可能な社会の実現に向けて取り組む」としている。

ITmedia NEWS 5/29(月) 18:13配信より引用

コーヒー酸(カフェ酸)はポリフェノールの一種。コーヒー豆を焙煎する工程でクロロゲン酸から分離したものがコーヒー酸。コーヒーのあの苦く深々とした香りや褐色の色味、渋みなどの主成分がこのコーヒー酸です。

店内で発生したコーヒーかすを再利用し、お店の環境を美しくすることに役立てるこのアイデア。非売品だそうですが、市販を希望する声も少なくなさそうです。

さて、このニュースを受け、セブンカフェ同様、店内でコーヒーを扱う同業他社はどんな仕 アイデアを提供してくれるのでしょうか。(消臭除菌剤じゃあね〜ナンテ声も聞こえてきそうですが)

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