母親の影響で若い男性の美容意識が向上傾向に!?

ニュースと考察

最近、若い男性の美容意識が高まっているとか。
たしかに、男性を対象にしたエステサロンもあるし、リップクリームをポケットにしのばせている男性も少なくない。美容=女性というイメージは根強いですが、なぜ、男性が美容に気を使うようになったのでしょう?

男性の美容意識はSNSの普及で「顔出し」が多くなったこと、そして母と息子の関係が密接になったことで、母が美容に向ける意識を息子が受け継いでいることで、向上したと考えられているよう。
就活生対象にスキンケアなどをアドバイスす「身だしなみセミナー」も行われています。

東京都豊島区の大正大で開かれた「就活身だしなみセミナー」。講師を務める化粧品メーカー・マンダムの担当者は「面接官は外見で人となりまで感じるため、身だしなみが重要」と力説する。「髪形は短髪が王道。表情から伝わる部分が大きいため、前髪が長すぎるのはよくない」「毎日スキンケアをして肌の印象をよくすれば、エントリーシートの写真で印象が違う」。シートマスクを張ったり、体臭のサンプルをかいだりしながら、学生は熱心に聞いていた。

普段から美容を気にかける学生が多いためか、扱いは慣れたもの。人間学部の富樫英諒さん(21)は「中学生のころからフェースケアをしており、友人同士でこのワックスが良いと話すことも。面接は第一印象が大切だと聞いているので、改めて必要性を感じた」と話す。

大正大では以前から、女性向けセミナーは開いていた。男性向けは初めて。マンダムは昨年12月から始めた男子向けセミナーを6大学で実施した。男性の美容意識の高まりを反映したものと言える。

花王によると、若い男性顧客から「印象良く見られたい」「今の若さを維持したい」といった声が出ている。写真をアップするSNSの普及で、常に他人の目を意識する若者世代特有の傾向があるとみている。

◇母とケア商品共有

また、若い男性に大きな影響を与えているのが母親だ。マンダムが昨年11月に15~24歳の男性を対象に実施したネットアンケートでは、スキンケアや臭いの相談相手は、「母親」との回答が親友や兄弟姉妹を上回った。母親の勧めで美容を始めたケースも多い。

ニベア花王が20代男性にグループインタビューしたところ、「ニベアクリーム」や制汗剤の「8×4」について、「母親が使っていたから自分もつけた」「自分が興味を持ったときに母親のものを黙って使用した」といった声が出た。最初は母親と共有するものから化粧品に入り、慣れてからより男性向けの商品に切り替えていくようだ。

「ホットペッパービューティーアカデミー」の美容センサス(2016年下期)では、10代後半~20代の男性は、まつげエクステや脱毛エステへの関心が高かった。10代後半は、まつげエクステをするアイビューティーサロンや、自宅での美容家電の経験率が、全年代で最も高かった。(後略)

毎日新聞 4/9(日) 16:37配信より引用

男性が身だしなみを気にして美しくなると女性の美しさにも磨きがかかりそう。
日中すごす場所の多くがオフィスのデスクであるなら、美容に関する話を隣りの男性と交わすなんてステキ。

そーいえば、タイでは男性が女性用化粧品を買って化粧水をパタパタやる場面も珍しくないようで、知り合いの男性はMACがお気に入りだと言っていましたね。

また、お隣の韓国はメンズコスメが世界で最も売れている国なのだとか。ソウルからのフライトで同じ便だった男性アイドルグループのメンバーも、おそらくスッピンだったと思いますが、お肌が輝くようにツルツルでしたw

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