Pepperが葬儀業界でも活動。読経を行い、説法も!?

ニュースと考察

ソフトバンクのヒト型ロボットのPepperを見かけるのは今や珍しくなくなりました。佐賀有明空港、スーパー銭湯…。そのPepperが導師となり、読19経を行うなど葬儀業界で起用されました。Pepperを導師として採用するのは

Pepperを導師として採用するのはプラスチック成形などを行う株式会社ニッセイエコ(神奈川県藤沢市)。
このサービスは菩提寺のない人をはじめ、檀家制度にとらわれたくない人など、葬儀を取り巻くさまざまなニーズによってスタート。希望の宗派をリクエストすれば、読経も可能です。

(前略)また、Pepper導師は、説法もしてくれるとのこと。横にはちゃんと人間の副住職がいるため、何かあった場合でも安心です。

 このように葬儀の常識を変えてくれるかもしれない画期的なアイデアとなっているのですが、やはり導師姿のPepperくんが祭壇の前に佇む姿があまりにも強烈。何も知らずに訪れた葬儀会場でPepper導師の読経が始まったら、“絶対に笑ってはいけない葬式”になりそうなのですが大丈夫でしょうか。説法とか、導師の目を見て話を聞けそうにありません。

 その他にも、芳名帳記入をIT化した「電子芳名帳」や、会場をインターネットを介してライブ配信し参加できない人もスマホなどで疑似参列できる「ネット葬儀サービス」、祭壇の疑似シミュレーションができる「アバター祭壇」などを提案しています。(後略)

ねとらぼ8/14(月) 13:13配信より引用

Pepper起用の背景には、葬儀業界とITの融合があります。未来は葬儀や法事の際に僧侶の格好をしたPepperがやって読経を行う…なんてことが当たり前の世の中になる!?

にわかには受け入れがたいですが、葬儀の参列者は意外とPepperの説法に聞き入ったりして。

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