再配達率が減少!宅配ボックスの実証実験で

ニュースと考察

最近、通販の拡大で配達員の人材不足が問題どなっています。
パナソニックが2016年11月に行った「宅配ボックス実証実験」の最終結果報告を発表されました。

(前略)宅配ボックス実証実験は、福井県あわら市に住む共働き世帯を対象に実施。モニターになる106世帯に12月1日~2017年3月31日の4カ月間、宅配ボックスを設置した。

 それによると、宅配ボックス設置により再配達率が49%から4ヶ月平均で8%に減少し、宅配業者の労働削減時間想定値は、222.9時間。1013回の再配達回数が削減できたとしている。

 宅配ボックスが稼動しなかった理由としては、「冷蔵・冷凍」、「大きすぎて入らなかった」などが挙げられた。

 パナソニックでは「繁忙期のみならず、約半年間にわたっての定点観測においても再配達率8%という劇的な結果が出たことにおいて、再配達解消の一つの商材であることが実証できたと考えている」とコメントしている。

 あわら市では今後、全国に先駆けて宅配ボックスの設置費用の一部を助成する補助制度を創設する。
C−net JAPAN 6/8(木) 12:29配信より引用

なんと、再配達率が49%から4ヶ月平均で約6分の1にあたる、8%に減少!
再配達の回数がこれほど削減できたことは想定外だったのでは。

最近、道で一番よく会うのは宅配の人たち。
大きめのボックスを取り付けた自転車を見ない日はないぐらい、増えました。

佐川急便では週休3日の正社員を募集するそうだし、宅配ボックスが人材不足の解消の大きなキーになれば良いなーと思いいます。