近い将来、タクシーにも定期券が導入される!?

ニュースと考察

バスや鉄道にああるけど、タクシーにはなかった「定期券」。
近い将来、タクシーに「定期券」が登場するかもしれません。

国交省によると、タクシーの利用地域や期間、時間帯を限定し、定額で何度でも利用できるようにする「定期券」のような制度を導入することで、高齢者の足やタクシーの需要を増やす考え。
2018年度に実証実験を行い、19年度以降の実用化を目指すそうです。

(前略)近年、高齢ドライバーの事故が多発し、高齢者に免許返納を促す動きが強まっている一方で、マイカーに代わる移動手段の確保が課題となっている。国交省としては、「タクシー定期券」を導入して1回あたりの利用料金を抑えることで、免許を返納した高齢者らに使いやすくし、通院や買い物などのニーズに応える狙いがある。学校や塾への子供の送迎や、仕事で限られたエリア内を頻繁に移動する人の利用も見込む。(後略)

朝日新聞 /30(水) 7:35配信より引用

那須塩原市では高齢者の外出を支援するためにタクシー利用券を配布したところ好評を博しているし、交通の便が良くない地域に暮らす高齢者にとっては大変便利なアシとなるのがタクシー。

この定期券が導入されたら、介護と同様に人材不足に悩まされているタクシー業界の活性につながるのでは?

タクシーを利用するケアの必要な方には、ユマニチュードなどのケアの技法を身につけた運転手が対応する…といった時代が来るかもしれません。

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