おもてなしの心を見た! マカオの入国審査に65歳以上の優先レーン

旅行

先日、香港(尖沙咀)からマカオへ。

尖沙咀のチャイナフェリーターミナルから高速艇「ターボジェット」に乗船し、70Km離れたマカオへ。

所要時間50分、平均時速84kmで海を渡るターボジェットは、香港・マカオ間の「足」としておおいに需要があり。
30分ごとに出航していても、乗船できるのはだいたい1時間30分後から2時間後。
(帰りのマカオからの便も同様でした)

ほとんどアジア各国からの外国人旅行者と思しき人たちで占められた船内では、入国カードが配られ、船内で記す。

imageターボジェット_R

ターボジェットはすべて指定席。
シートはなかなか快適だし、心配していた船の揺れは香港のフェリーターミナルを出た頃は激しい雨に見舞われていたから船酔いを懸念していたけれど、まったく気にならず。

船内放送では唯一「オブリガード」という言葉だけ聞き取れた。
そーか、マカオはポルトガル領だったのだ!

と、ポルトガル発祥で日本でも人気のあるエッグタルトを思い浮かべるや、あっという間に船旅は終わった。

さて、マカオのフェリーポートにある入国審査カウンターには、夥しい人がズラリと並ぶ。
年配の男性グループはカジノがお目当てかしら。

入国審査にはかなり時間がかかりそ~。
高齢世代は立って並ぶという行為自体、大変だろうに。。。
さすが香港と並び、世界からの観光客で年中ごった返すマカオ。

そんななか、入国審査を待つ長い列にうんざりしていた矢先、「お・も・て・な・し」の心を感じるサービスを発見。

それは「65歳以上の優先カウンター」。
本人と同行者1人が利用できるというもの。

残念ながらイミグレーションは撮影禁止なので写真はないけれど、この優先レーンはよい企画。年配の外国人旅行者はいっせいに流れてきた。

この日は日帰りで、マカオから到着した香港(上環)のフェリーターミナルにあるイミグレでも65歳以上の優先レーンを発見。

さすが、国際的な観光都市といわれるマカオと香港。インバウンドに力を注ぐ日本でもこのサービスを導入してはいかがでしょう!?

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