ミラノ、パリ。ステキなシニア女性が登場するスタイルブック

2016年2月27日2016年3月11日本の紹介

おしゃれなシニア女性たちが登場するスタイルブックが人気てす。
どの本も年齢を重ねた風格ある着こなし、そしてディテールにまでセンスを感じさせるライフスタイルが紹介され、好奇心を刺激されます。

最近、見つけたのはこの2冊。
『ミラネーゼスタイルスナップ ―大人ファッション、見習うべきはミラノ』

と

どちらも、表紙の女性たちの「磨かれた美」を感じさせるスナップに惹きこまれました。

正直、この手のスタイルブックは何番煎じかと思うのですが、どの本も見ていて「ステキー!」が絶えることなく、飽きがこない。
なせなのだろう???

おそらく、都会に暮らす人以外の日本人は世間体を気にして、ファッションも「右にならっておけば無難」と、考えがち。自分の価値観ではなく世間の目に重心が置かれている人が多いのでは。
明るい色の洋服も「目立つから」とか「奇抜」という言葉で片付けて終わり。ファッションの冒険をする人は少数派かも。

しかし、ミラノやパリのシニア女性たちの軸にあるのは世間ではなく、あくまで「自分」。よって、自分の好きなもの、似合うものを探求する。

したがって、日本人はそのような点に憧れをもつ人が多いから、ヨーロッパの熟成された文化が下地にあるオシャレやライフスタイルを紹介する写真集が支持されているのかな?と考えます。

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さて、これまで東京、ニューヨーク、パリ、ミラノのおしゃれなシニア女性たちのスナップ写真集が刊行されています。が、シニア男性の写真集ってほとんど見かけないような・・・。

もし、シニア男性の写真集を制作できるなら・・・ここからは妄想タイムです(^o^)

オープンカー+シニア男性をコンセプトに、オープンカーがライフスタイルの一部を占めているシニア男性のスナップと車とお話を組み合わせた写真集を見てみたいかも。同じコンセプトで「イスとシニア男性」「スーツケースとシニア男性」とかシリーズ化も～。

勝手に言ってますが・・・＼(^o^)／

これは私の知り合いの日本人の装身具作家(女性)から聞いた話。

彼女によると、ドイツ・ミュンヘン在住の装身具コレクターのシニア男性は、自分が購入した装身具(ドイツでは総じてシュムック<schmuck>という。ブローチやネックレス、ブレスレット、ネクタイピンなども含まれる)に合わせてスーツを新調し、その都度、自分がスーツを着用し、装身具を付けて写真撮影をしているのだとか。

その写真のなかには彼女が制作したブローチがイッセイミヤケのスーツとともにコーディネイトされているそう。

世の中にはこんなおしゃれな方もいらっしゃるので、シニアの女性のみならず、シニア男性のスナップを中心としたスタイルブックも出版していただきたいものです。