「油は体に悪い」は過去の常識? オメガ3女子のすすめ

食べもの

最近「炭水化物抜き」ダイエットが少し下火になってきたかな?という気がします。

デイヴ・アスプリー氏の『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』でも、夕食に少量の炭水化物を摂ることをすすめているし、日本人の主食「米」をずっと食べないでいると、食事そのものが物足りない。
好きなものを制限しなければならない状態が続くと、感性も鈍ってしまいそうだ。

炭水化物抜きを必死になって取り組み、日本の主食をシカトしている期間、皆、本心では「すまない…」と思っていたのではないか。

さて、中年期に入り、内臓脂肪とかメタボリックシンドロームの疑いがあると、まずは「油を控えよう」が合言葉になっている。
そう。「油悪者」説!

しかし最近、世の中は油にたいして見方を変え始めたようです。
「油をひかえるより、身体に良い油を適量とりましょう」 と。

身体に良い油とは必須脂肪酸。
これは身体の中で作り出すことができないもの。
「オメガ3」「オメガ6」というコトバを聞いたことがあると思います。

オメガ6はリノール酸が多い油で、紅花油、サラダ油、グレープシードオイル、大豆油など。
どちらかというとこれらは積極的に摂取しなくてもOKな油です。

で、注目すべきはオメガ3。
先日紹介した認知症予防に期待できる「エゴマ油」もそうですが、フラックスシードオイルこと亜麻仁油も同様にオメガ3の仲間です。

フラックスシードオイルは体内でDHAやEPAといった成分に変わり、血中の中性脂肪やコレステロールも減少させ、代謝をアップさせて脂肪をエネルギーとして燃焼させようとする働きが促進さます。

写真のフラックスシードオイルはアメリカはnow社のオーガニック認定製品。日本ではちょっと値が張るフラックスシードオイルですが、これは大変リーズナブルで好みの味なのでiHerbでリピ書い。写真ではわからないと思いますが、ボトルにはリグナンという褐色の繊維成分がたまっています。

リグナンはポリフェノールの一種で、エストロゲンに似たはたらきがあるので、更年期障害の緩和や、美肌や美髪を作るのに効果的です。
また、水溶性食物繊維と不要性食物繊維がどちらもバランスよく含まれていることから、便秘解消を助けます。
そして幸せホルモン「セロトニン」と快感ホルモン「ドーパミン」の働きを高めることも。

フラックスシードオイルを摂取して、健康とハッピーを手に入れる~(*^^*)
そんなオメガ3女子をめざしませんこと?

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