男雛、女雛。ひな壇の雛人形の配置って!?

2017年3月4日ライフスタイル

敬愛する友人から「ひなまつりを楽しんで」と送られてきたのは、桃の節句を祝うお菓子(写真)と、開けるとひな壇が飛び出す仕掛けになっているカード。

このお菓子は広島県熊野町にあるスイートボックスさんのもの。クッキーやパウンドケーキなど、こちらのお菓子は何をいただいても美味しい。

早速、本日の「桃の節句」のために、飛び出す仕掛けのひな壇を飾ってみました。

年中行事に季節のモノを飾るって気分がよくなりますね。日本人が年中行事を大切にするのは、伝統文化を伝える目的もありますが、自分や家族の気分を良くする(ととのえる)ことでもあるのですね。

さて、お雛様ですが、男雛は向かって左、女雛は向かって右に置かれています。結婚式でも新郎新婦がそうであるように。

これは明治の文明開化で日本が西洋化したことから。皇族はライフスタイルを西洋化させていきましよね。

大正天皇は即位式で西洋にならって右(向かって左)に立ちました。以降、それが皇室のならわしとなり、昭和天皇もはいつも右にお立ちになり、現天皇も同じく右に、美智子皇后は左にお立ちになっていらっしゃる。

そうした理由から、男雛は右に配置することが一般的となったそーです。

ゆきさん、いつもありがとう!

今年のひなまつりは例年になく、玄関から華やかですよ。

追記
ゆきさんからおしえていただきました。
お雛様とは?お内裏様とは?について。
お雛様とはひな壇に飾ってある人形て、お内裏様とは男雛と女雛のことなのだそうです。

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