お年寄りが子どもとふれあうことでオキシトシン分泌!

2017年9月1日ライフスタイル

先日訪れたある「道の駅」では、キッズスペースの脇に大きなテーブルが置かれ、高齢者のグループがお茶を楽しまれていました。

ときどき、キッズスペースの外に出てしまう子どもたち。
高齢の女性たちはあたたかな目で子どもを見守り、抱っこをしたり、声をかけて一緒に遊ぶ光景も。
世代を超えたスキンシップの場でもありました。

最近では学童保育と高齢者のグループホームが一体となる、運営されているケースもあります。
たしか、関東圏では千葉県佐倉市にある「ユーカリ優都ぴあ」がその先駆けだったような。

このような共生型の施設ではお互いの行き来が自由で、親密なコミュニケーションも可能。
お年寄りの方々は子どもたちから元気をもらえるはずです。
そして自分より小さな存在を「守りたい」という意識も芽生えることでしょう。

このとき、脳内物質の「オキシトシン」も分泌されます。
信頼、癒しのホルモンの他、愛情ホルモンや幸せホルモンともよばれるオキシトシン。
認知症の型として多くを占めるアルツアイマーの予防にも効果があるといわれてます。

人と人との信頼感関係を結ぶ役目をしたり、絆を深めたりもするオキシトシン。
(人間だけではなく犬などの脳内でも分泌されるといわれます)

高齢社会ですが、子どもたちとのふれあう機会はないわけではありません。
幸せ感に包まれながら過ごすのって、人類には大切なこと。
お年寄りが子どもたちとふれあうきっかけが沢山生まれるとよいなと思います。

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