受験や資格取得の験かつぎに。「雪起こし」こと、クリスマスローズ

ライフスタイル

写真の花は今が見頃のクリスマスローズ。和名は寒芍薬(かんしゃくやく)。

「クリスマス」とアタマについていますが、実は春の花です。
花の色も白、紫、緑とさまざま種があり、満開のクリスマスローズが一面に咲いている様はなんともロマンティック。束ねて、花瓶に活けるのも、サマになります。

しかし、多くの花が太陽に向かって花をつけるのにたいし、この花は下向き。
ずっと地面を見ています。
それが、女の人がうつむいている風にも思え、どっきりもするし、ちょっぴり物悲しさも感じさせるのです。

今はラナンキュラスも旬。お花屋さんの軒先やガーデンで満開の花を咲かせる、華やかなラナンキュラスが陽の太陽だとしたら、クリスマスローズは浮足立つ高揚感を鎮静させるよう。けれど、けっして戒めている感じではなくて。

この花の別名は「雪起こし」。
冬の寒さに耐え、雪を持ち上げるように咲くからです。

まるで苦労が実って成功しても、地に足がちゃんと付いている「おしん」のよう。。。
(そーか、私はクリスマスローズにおしんを見ていたのか!)

さて、この花は受験や勉強のお守りになるというジンクスがあるそうです。
それは花の萼(ガク)が落ちないことから、「学が落ちない」。

この春から新しい環境に身を置き、資格試験や学校のお勉強にいそしむ方もいらっしゃることでしょう。
生花でも、株分けでも、験かつぎにクリスマスローズを贈るのはいかがでしょう。

関連エントリー
記憶を改善させるのは女性ホルモンフレンドリーなアレ
水はよどむと濁る。絶えず流れることで運も開ける
お花見は江戸時代の置き土産。徳川吉宗はレジャー改革将軍!?