これからは75歳からが「高齢者」!?

2017年1月9日ニュースと考察

本サイトでは普段から「高齢者」という言葉を使っていますが、その定義は?と聞かれると「65歳以上」とたえていました。

けど、65歳以上といえども、見た目も体力も、「65歳以上からが高齢者」というひとくくりにするには、記事を書く上でちょっと抵抗があったも事実。

さて、日本老年学会などは2017年1月5日「現代人は心身が若返っている」という理由から「高齢者の定義を75歳以上に」引き上げるべきという提言を発表しました。

それまでは65歳以上からが「高齢者」でしたが、65~74歳は「准高齢者」に区分するといった内容も含まれます。

(前略)提言は、現代人は10~20年前と比較し、加齢に伴う衰えが5~10年遅く、「若返り」がみられると指摘。65~74歳では活発に活動できる人が多数を占め、社会一般の意識としても高齢者とすることに否定的な意見が強いとした。

その上で、高齢者の年齢を75歳以上に引き上げ、65~74歳は就労やボランティア活動ができるよう後押しし、「社会の支え手」として捉え直すべきだとした。一方で、年金受給年齢などに反映させることには慎重な態度を示した。

時事通信 1/5(木) 18:03配信より配信

65歳になったら「高齢者」といわれる。。。

この「高齢者」という名称に抵抗がおありの方もいらっしゃっるのでは。

「シニア」「プラチナ世代」といった名称もききますが、年齢で区切ることにはちょっと無理があるような気がします。

なんといっても、最近は還暦を過ぎても外見や考え方は若々しい人はたくさんいらっしゃるし、さまざまなガジェットの情報や扱い方なども若い世代より得意な方も少なくない。そして、仕事面も生涯現役を目指す方もいらっしゃる。。。
このニュースが報道され「本当は高齢者ナンテ区分されたくなかった」という方はたくさんいらっしゃるのでは。

ちなみに90歳以上は「超」のつく高齢者に区分されるそうです。

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