配送まで13分!英でAmazonの自動配送サービス

2016年12月19日ニュースと考察

空撮をはじめ、配送、監視など、注目のドローン。
アマゾン初のプライム・エア(ドローン配送)が12月7日、英ケンブリッジ近郊で行われました。(写真はイメージ)

アマゾン創業者であり、CEOジェフ・ベゾスがツイッターで発表。
「史上初、アマゾン・プライム・エアを実施。クリックから配送までは13分」。

(前略)アマゾンはウェブサイト上で、配達の様子を撮影した映像を公開。それには4つの回転翼を持つドローンが、アマゾンの動画ストリーミング端末「ファイアTV(Fire TV)」とポップコーン1袋を、リチャード・Rさんという男性の元へ配達する様子が映っている。

 アマゾンは米国などでドローン配達を試験中だが、米国ではこうした自動配達の規制環境がより厳しいとの苦言を何度か呈している。

 アマゾンは映像の中で、ケンブリッジ周辺地域では現在、顧客2人の協力の下でドローン配達を行っているが、間もなく同社の倉庫付近の「数十人」の顧客に同サービスを拡大する見込みだと説明している。

【翻訳編集】AFPBB News
2016年12月15日 8時53分 AFPBB News より引用

世界で実証実験が行われているドローン配送。
日本でも2016年5月、楽天が千葉県のゴルフ場でドローン「天空」を使った「そら楽」サービスを始めました。

プレーヤーがスマホを使って、飲み物やゴルフ用品などを注文するとドローンがクラブハウスからコースまで届ける配送サービスは、商品の重量が2キロまで。

楽天ではドローンの活用、ゴルフ場での配送をはじめ、宅配サービスや災害時に孤立した地域への物資の運搬なを視野に入れているそうです。

2016年4月に発生した熊本地震でも、国土地理院のドローンによる空撮で、被害状況がよく把握できました。

2017年はさらにドローンを用いたサービス(それも痒いところに手が届くような)が、相次ぐような予感。

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