お香でイヤなニオイを消す、浄化する

2016年4月4日ニュースと考察

本日も昨日の記事に引き続き、「におい」がテーマです。

みなさんは、部屋の中の気になるにおいを消すとき、どんな方法を用いていますか?
私は昔はエッセンシャルオイル+水を霧吹きに入れてシュッシュッとやっていましたが、
最近はもっぱらお香を焚く派。

きっかけは、中国・清朝時代の宮廷に仕えた最後の太監(召使になるため、去勢された男性)の自伝を読んだことから。
太監たちの使うトイレは香が焚かれ、異様にキレイだったそう。
それまで、香をトイレで焚くという発想すらありませんでしたが、風水のお膝元中国のならわしなら、開運が望めるのではないか?と思ったワケです(^_^;)

ちなみに、この清朝の宮廷には風水(五行)にまつわる、さまざまな言い伝えがあったようですね。
◯皇帝は龍の化身と考えられていた。
◯龍は水を好み、北(水)の方角と相性がよい。
◯皇帝の色は黄色。
◯黄色のものは皇帝以外、着てはならない。

など。

実際にトイレでお香を焚くと、気になるニオイが一瞬にして消えます。
焚いた直後はこれでもか!といわんばかりに香りが満ちあふれますが、何日かすると消えるので、その頃にまた焚いてという繰り返し。

で、気になる開運効果は…どうなんだろ?
そーいえば、昨日、近所の商店街の福引で500円のお買い物券が当たりましたわ\(◎o◎)/!
福引係の人は「えーーー!私が言うのもナンですが、これ希少なんですよ」と驚いていました。

■煙で浄化する

お香を焚く場合、その煙に浄化作用があるといわれています。
ネイティブアメリカンが浄化に用いるのは、タバコの煙やドライセージ(香草)。これらを燃やした時にでる煙を利用します。

浅草寺でも参拝する前、境内でお線香の煙を身体の悪いところにあてたり、ハンカチに吸い込ませていますね。
これは道教の影響。本場、中国(台湾)では、30cmぐらいの長い線香を3本単位で捧げ、もくもくと煙を立ち込めた場所で儀式を行います。
これって、線香の煙にはネガティブなエネルギーを浄化する作用があると考えられているからです。

一方、ヨーロッパでは、空気を浄化する紙のお香パピエダルメニイ があります。
1885年、フランスで発売されたロングセラーです。

実は私、このパピエダルメニイのファン。
風邪を引いた時に友人からこの紙を燃やすといいとプレゼントされて以来、気に入ってます。このお香には、安息香の木から採取したベンゾイン樹脂を含まれ、この成分が空気を浄化してくれるのだとか。

この紙のお香がたのもしいのは、空気中にバクテリアや伝染病のウイルスが発生している場所での使用もOKだし、感染予防にも。

ちょっと甘めの香りは好みが別れるところです。が、この紙を燃やすと空気が浄化されていってるのは、なんとなく感じられると思います。



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