人材不足を解消。セブンイレブンが従業員向けに保育園を開設

2017年8月15日ニュースと考察

育児や介護などで離職する人が少なくない昨今、働きやすい環境を企業がととのえる動きが見られます。
そのような現況のなか、セブンイレブンでは10日、加盟店のオーナーや従業員向けに保育園を2カ所開設することを発表しました。

主婦層が働きやすい環境作りは、待機児童解消にも一石を投じることになるかも。
セブンイレブンジャパンの野田静真取締役は「待機児童問題解消の一助になれば」と話しています。

（前略）9月末から10月にかけ、東京都大田区と広島市西区の店舗の2階に設置。0～2歳児を預かり、定員の一部は地域住民にも割り当てる。国の助成を受けており、保育料は安めに設定する。運営状況などを検証した上で全国拡大も検討する。

　コンビニ業界では、ファミリーマートも来春、加盟店従業員も利用できる保育所を都内に開設する方針。　

時事通信 8/10(木) 17:00配信より引用

社内に保育施設があることで、出勤・退勤時も子どもと一緒。待機児童に悩まされることもなく、安心して働ける…。働くお母さんに支持されるこの取り組み。多くの企業に採用していただきたいものです。

人材不足に悩む病院や介護施設なども、保育施設を擁することで人材確保ができるかも、という気がします。