女性高齢者は30%超え。働く高齢者も増加傾向に

ニュースと考察

先日「敬老の日」を迎えたこともあり、最新の高齢者人口について記しておきます。

全国の65歳以上の高齢者の人口は3461万人、総人口に占める割合は27.3%。
いずれも過去最高を更新しました。
注目すべきは女性の高齢者の数。初めて30%を超えました。
(総務省・人口推計より)。

(前略)
総務省の労働力調査によりますと、働く高齢者の数は、去年、730万人に上り、12年連続で増加して、過去最多となりました。このうち、65歳から69歳までの高齢者をみますと、男性は半数以上の52.2%、女性は3分の1近い31.6%が働いています。いずれも前の年を上回っていて、高齢者の就業が進んでいる実態がうかがえます。

9月18日 17時43分 NHKニュースウェブより引用

働く意欲のある高齢者が沢山いらっしゃることは歓迎すべきこと。
働くのは気力があるこそですから。

現在は企業に雇用されている方の割合が多いと思いますが、業務委託のスタイルも増えてくると思います。
パソコンやタブレットなどを使いこなせる方も多いので、在宅でお仕事を請け負ったり、フリーランスとして事業を立ち上げる方もいらっしゃることでしょう。

企業が高齢者を雇用する目的の1つに「経験・知識」を活用することがあげられます。
高齢者の方の経験と事業を結ぶ「つなぎ」のような仕事も登場するもしれません。

将来はヒトが培ってきた経験と技術に敬意をはらえる仕事の発注先と仕事をしたい人とが出会えるコミュニティーのようなもの?が身近な場所(居住する自治体など)で出来るといいなーと思います。

発注先は経験と技術に対価を惜しまないこと。
やはり、満足できる報酬はモチベーションになりますから。
漠然とですが、仕事と報酬を以ってお互いが支えあえるようになれば、よいなーと思います。

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