シニア注目のダナン。Phevaのチョコレートをお土産に

2016年4月4日旅行

ベトナム中部の都市、ダナン。
ベトナム航空では従来のハノイ、ホーチミン線に加え、成田・ダナン間が就航。
ダナンは新たなアジアン・リゾートとして注目を集めています。

今年3月、成田・ダナン線に乗りましたが、座席の約3分の1を占めていたのは日本人のシニアのお客様。
私のお隣もシニアのご夫婦で、リタイアしたお仲間とツアーに参加されていました。ダナンを拠点に古都フエやホイアンを巡る3泊4日の旅だそう。

ダナンはベトナム中部の拠点都市。グエン王朝の首都として栄えたフエや日本人町のあったホイアンを訪れるなら、ここを拠点に鉄道やバスで周遊するのが便利です。

今年3月に初めて訪れたダナンですが、南部の商業都市ホーチミンや首都ハノイにくらべ、個人的にちょっと困ったことが起こりました。

それはおみやげ。

何度もベトナムを訪れている者としては、ダナンでこれぞ!というものになかなか遭遇できなかったのです。←これはあくまで私の目線でしかありません。
ベトナムを初めて旅する人にとっては面白いもの、かわいいもの、まとめ買いしたくなるものがたくさんあると思います。

しかしベトナムの旅リピーターにとっては「これはホーチミンでも買えるし、さらにもっと種類があるし」となっちゃうわけです。

というわけで困った!
(じゃー、何も買わなきゃいいじゃん!とツッコミはナシで。汗)

スーパーで購入できる、蓮茶やベトナムコーヒー、市場でマスクや春巻きの皮はお約束として、ダナンならではのものに出合いたい~!

そう念じながら、ダナンの街を行き来していると、遭遇したのです。
もやもやを一瞬にして消してくれるお店に!

おみやげが見つからない悩み!?を雲散霧消させてくれたのはチョコレートショップ「Pheva(フェーバー)」。
「チャム彫刻博物館」の近く、Trang Phu(トラン・プー)通りにあるこじんまりしたブティックです。

この「フェーバー・ダナン」。
ベトナムでチョコレート!?と思うでしょう。
アジアで本格的なチョコレートを味わえるとは、ちょっと考えられない~。
そう感じる人がほとんどだと思います。

もともと、ベトナムは1884年にフランスの保護国となり、実質的な植民地に。
ダナンは「安南(Annam)」とよばれた地域に属していました。
そんな背景からベトナムはフランスの影響が色濃く、宗主国・フランスへ渡航する人も多くいました。

フェーバーもまたフランスに関わりがあり、フランスに長く滞在していた2人のベトナム人が本場の技術を習得してオープンさせたそう。
ベトナムのカカオや胡椒など地元の原材料を使い、ナチュラルな製法にこだわって作っています。

ダーク、ミルク、ホワイトのチョコレートに、胡椒(白・黒)やナッツ(ピスタチオやカシューナッツなど)、ゴマ、オレンジ、レーズンなど、ちょっと変わり種も含み、全18のフレーバー。

胡椒など、ベトナム産の原料にもこだわって作っているといいます。

気になるお味があれば、テイスティングもOK。
これらを組み合わせて箱に詰めるか、あらかじめセットになったものを購入できます。

ダークチョコレートにピスタチオとレーズンを組み合わせたフレーバーをお口に入れてみました。
甘みと若干の苦味がとけあい、馬が天に向って走りださずにいられないように、アタマに一気にエネルギーがかけあがっていくよう。
疲れたときには、1つ食すだけで覚醒できそうです。
ダナンでなかなかおみやげ好適品が見つからなかったことも、さらにこのチョコレートのおいしさを高めているかも!?

残念ながら、私は見つけられませんでしたが、ダナンの空港にもフェーバーは出店しているとか。
あと首都ハノイにも店舗が。

ぜひ、ベトナム中部を旅したら、ベトナムのチョコレートを味わってみてください。

■Phevaサイトはこちら

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