新年は「鉄」活動と妖怪巡りから始まった。鳥取・水木しげるロードへ

2016年5月27日旅行

今年の元旦は家族で「ちょっと遠くへ初詣に行きましょう」ということになり、瀬戸内の町から中国山地を越えて鳥取県へ。
縁起のよいご来光の時間帯も家族6人乗りの車はひたすら走りつづけ、途中立ち寄ったSAの積雪におののきつつも、3時間半をかけて鳥取県境港市に到着。

境港といえば「オイシイお魚」と答える人もいるでしょうが、昭和のアニメ育ちは迷うことなく「水木しげるロード」。

水木しげるロードとは、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する妖怪たちのブロンズ像153体が並ぶ商店街のことです。

昨年、水木先生にまつわる記事を書きましたが、まさかそれからしばらくして水木先生ゆかりの境港を訪れることになるとは。

この元旦企画は私が発案したわけではなく、大晦日になんとなく鳥取方面に初詣へ行こうという話になり、じゃあ境港にも行ってみようか、という感じで決まったのでした。
ン、導かれている!?

さて、山陽からたどりついた山陰の穏やかな港町、境港はゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪像がいたるところに見られるとあって、この手のアヤしいもの好きにはたまらない、お宝的な町。

上の写真は駅前に配されていた水木しげる先生、鬼太郎、ねずみ男のブロンズ像。

こちらは、ねずみ男側からのショット。
鬼太郎は「ねえ先生。元旦からたくさんの人たちが僕たちを見に来てくれてるね。人間界のお正月は食っちゃ寝の人ぎかりだと思っていだけど・・・」と言わんばかりのシニカルな表情。

image境港2_R

この鬼太郎の髪型って、長髪に飽きたロック兄ちゃんが髪を短くしたい、けれどいきなり両耳がバッチリ見えるほど短くする勇気はないし~な気分の時に選択しそうな感じ。
耳は隠れてるし、長さもそこそこで、片目を隠した前髪はエキセントリックな雰囲気だし…。
ハテ、誰がこの髪型にしたら似合うだろーかと、日本のロックスターの面々を巡らせてみる。

そうしているうちに母が「鬼太郎の電車が来るよ。見に行こう!」と号令をかけてきた。

駅や線路沿いには人々が集まり、今か今かとウワサの電車を待っている。境港と米子を結ぶJR境線では鬼太郎電車なるものを走らせていて、「鬼太郎」「ねずみ男」「ねこ娘」「目玉おやじ」「鬼太郎ファミリー列車(2種類)」の計6種類が運行中なのだ。(境港市観光ガイドより)

鬼太郎の郷で、鬼太郎電車が見られる! スマホ、デジカメに混じり、本格的な一眼レフを首から下げた撮り鉄さんたちの熱気に気圧され、「撮らにゃ損!」という気分がかきたてられ、私たちも「にわか鉄」に。

来た~!

線路が見える場所で電車を待っていると、晴天の空の色が流れ込んできたかのような青色の車体が近づいてきた。晴天のもと、神々しくも思える鬼太郎電車。
車体には鬼太郎の顔! 皆、いっせいに鬼太郎ボディ電車をガン写。

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お、目玉のおやじも!
「き、きたろー」。目玉おやじのあの甲高い声が聞こえてきそう(*^^*)

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「鉄」関係の撮影を終わると皆で、いざ水木しげるロードへ。
歩を進め、左側を見ると、駅に隣接する建物の壁面には大々的に鬼太郎ファミリーが。

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この大きな看板や駅前のいたるところに配されている妖怪のブロンズ像など、妖怪の町の入り口からして、水木しげるファン、妖怪ファンを迎え入れる演出。この導線はたまりませんね。

続きます。

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