お菓子は偉大だ!新しい職場では甘いもので脳をリラックスさせて

食べもの

何かに集中した後、甘いものを一口いただくだけで、ホッと一段落つき、心身がほころぶ。
すると「アタマがリラックスしてきたな」と感じます。

人は甘いものが精神をリラックスさせることを本能的にわかっている生きもののように思います。
おそらくそれは原始から。
だから古今東西、こころをひっつかまえて放さない、さまざまなお菓子が生まれ、人々の憩いの友として親しまれてきたのでしょう。本当にお菓子は偉大だ!

カリキュラム的な話をすれば、お砂糖を食すと快感中枢が刺激され、脳内でエンドルフィンが分泌されます。
このエンドルフィンは病気への抵抗力を高めるホルモンで、精神を安定させる働きがあります。
こうしてヒトの情操面に働くことで、感情が豊かになるのです。

甘いものを食べた後、ココロがふくよかになり、面積がぱぁ~っと広くくなったような気がしません?
そう、あの感覚!
スイーツを多くの民が求めるのは「ココロがぱぁ~」現象を求めているからなんですね。

上の写真は鳥取県境港市の水木しげるロードにあるお店で求めた「ゲゲゲの鬼太郎」キャラクターの人形焼。
関東では馴染みの深い人形焼ですが、いまや全国区です。
たい焼きのようにどこから食べるか?なんて、食べ方をマニアックに考えることなく、一口で食べられちゃう。
その手軽さとシンプルな甘味が小さな子どもから高齢者まで、愛好されています。

さて、心の安定を保つ作用のある「セロトニン食」に属するお肉を好んで食べる方もいらっしゃるでしょう。
セロトニンはトリプトファンというアミノ酸から作られます。
ちなみにバナナ、ナッツ、卵、チーズなどもセロトニン食。

このトリプトファンですが、 脳内に入るためにはブドウ糖を必要とします。
よって、お肉を食べても糖分を摂らないと脳はリラックスできないというわけなのです。

お肉を食べた後、必ずデザートを食べる方がいらっしゃいますね。
「別腹~」と食べちゃう甘いもの。それって、消化の速い糖分を摂るので、心を安定させるセロトニン分泌に理想的な組み合わせ。

この話で思い出すのが外交にも使われるフランス料理。
メインの後にデザート、消化を助ける働きのあるチーズが出されるフランス料理のコースは、実にセロトニン分泌によく出来たメニュー構成といえますね。

今春から新しい職場で働きはじめた方もいらっしゃると思います。
テンパったら、甘いものをひとくち。
おとなりさんにもおすそわけして。
お口と胃袋を満たしてリラックスしましょうね(^o^)

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