シトロンコンフィ(Citron confit) を漬けてみた件

食べもの

年末、知り合いからノーワックス、無農薬のレモンをいただいたものだから、何かを作ろうと思い、思案。
塩レモンは作ったことあるし・・・で、シトロンコンフィ(Citron confit)を作ることに。

これはモロッコ料理のタジンに欠かせない発酵調味料みたいなもので、日本の「塩レモン」の仲間的なもの。
と、いかにもモロッコ料理にくわしいヒトのように書きましたが、とあるレシピ本に掲載されていて、ノーワックスのレモンが手に入ったら作ってみたいと以前から思っていたのでした。

作り方はは塩レモンとは異なります。で、超カンタンです。

保存用のガラス瓶は熱湯で煮沸しておきます。

洗ったレモンをタテをして、十文字におしりまで切らないようにカット。
すると、クシ型のレモンが4つ花開いたようになりますね。
そのなかに大さじ1杯ぐらいの塩(天然塩)を混ぜて、まぶし、ガラス瓶のなかへ。
すべてのレモンを入れ終わると、熱湯をひたひたに浸かるように入れて蓋をしめる。

これだけ。

この瓶を冷暗所で1ヶ月ぐらい発酵させると、シトロンコンフィの出来上がり。
ただし、1週間に1度は瓶を閉めたまま大きく振るというちょっとしたお手間はかかりますが。

さて、このシトロンコンフィ。
レモンには、クエン酸か含まれていて、疲労物質の「乳酸」を分解・抑制する効果があります。

疲れた後には疲労回復を助けてくれる豚肉にこのシトロンコンフィを加えるのもアリですね。
他には、血液をサラサラにしてくれる効果も。

塩レモンとは異なる作り方のシトロンコンフィですが、発酵が進んで出来上がったらまたレポートしますね。
お楽しみに!

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