才色兼備のトロピカルフルーツ、マンゴスチン様

2016年6月20日食べもの

近年、日本のスーパーでも見かけるようになったマンゴスチン。
トロピカルフルーツが一番並ぶのは梅雨の頃、だいたいこの時期です。

昔は冷凍ものか多かったマンゴスチンですが、フレッシュのものが日本が食べられるようになったのは2003年に輸入が解禁されてから。

日本の主な輸入先はタイで、そのタイも今はマンゴスチンやドリアン、マンゴーなど南国を代表するフルーツが旬を迎えています。

さて、「果物の女王」といわれるマンゴスチンですが、あのなにものにもかえがたい甘美でほのかな酸味が溶け合いったお味となめらかな食感の果肉は一度食したらトリコになるはず。

しかも、お味が絶品というだけでなく、美容と健康によい成分もたくさん含まれている。
なんとマンゴスチンは「才色兼備」なのでしょう。
\(^o^)/

美容と健康によい成分はビタミンB群やビタミンCをはじめ、抗酸化作用のあるアントシアニン、カテキンなどなど。 美肌づくりに欠かせない成分がふんだんに入っているのがマンゴスチン様なのです。

この成分を用いて作られているのが、タイに旅したことのある方なら一度は買ったことがあるかもしれない、キレイになれるとウワサの「マンゴスチン石けん」。おみやげ品として有名ですね~。

タイでは日本人が経営されているアジアハーブアソシエーションに「マンゴスチンフェイシャルトリートメント」というスペシャルなフェイシャルコースが用意されています。
こちら、マンゴスチンのエッセンスを取り入れてお肌をととのえていくのですが、南国の陽射しを浴びたお肌が栄養を吸収していくのを実感しましてよ。

さて、マンゴスチンに含まれている成分で、とくに注目されるのが「キサントン」というポリフェノールの一種。
これはマンゴスチンの分厚い皮に含まれており、ビタミンCやビタミンEなどの何倍もの抗炎症作用や抗がん作用が注目されています。
キサントン「α-マンゴスチン」は、大腸ガンを抑制する効果があるといわれます。

実はこのマンゴスチンの果皮入りのあるモノを最近、使っています。
こちら、またの機会にご紹介できたら(^o^)

食べてよし、使ってよしのマンゴスチン様ですが、欲をいえば、日本でのお値段がもう少しお安くなればよいなと思います。
お安いところで1つ100円ぐらいですが、そのお値段でタイでは1kg分買えるところもあるんですよw

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